課題
産業機械の受注生産はBOM(部品表)が1台ごとに異なり、20年間FileMakerで運用されてきました。しかし特定Macからしか開けない、同時利用は5名まで、保守できるエンジニアは社内に1名のみといった構造的制約が経営リスクになっていました。
アプローチ
FileMakerのスクリプトとレイアウトを徹底解析し、業務ロジックをドキュメント化した上でWebアプリへ移行。データ移行は無損失で行い、操作感もFileMaker利用者が違和感なく使える画面遷移にしました。
実装のポイント
親子BOMの展開は再帰CTEで高速化、部品マスター検索はAlgoliaで即応化。FileMakerの『計算フィールド』はTypeScript側でロジックとして再実装し、変更履歴も保持しました。生産管理・購買・原価へのCSV連携も標準装備。
成果
同時利用は無制限となり、拠点・出張先からも即時アクセス可能に。BOM編集スピードは2倍、保守費は月18万からゼロに。属人保守からも解放され、事業継続性が大きく向上しました。
